スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

メモとか読書ノートの取り方について

ろくな生産もなしておらぬ貴様が生産技術について語るなどちゃんちゃら…という感じですが人生の主たる業務が学術的な生産でない人間もインプットはしなければならずメモや読書ノートぐらいは取るんだからまあ仕方ない。

卒論~修論の途中までは京大カードとモバイルギア2を酷使して史料抜き書き管理と草稿作成やったりもしておりましたが今のところはメモとか読書ノートの方法と道具は以下のような組み合わせになっております。

【最小単位のメモ】:ニーモシネA7変形(画像は別のサイズのもの)

ニーモシネ 長型サイズ 10冊セット N198ニーモシネ 長型サイズ 10冊セット N198
()
NoBrand

商品詳細を見る

これを持ち歩いてなんかあればとにかく書く。リングタイプで両面に書けるけど裏側に書いちゃだめよ。あとからノートに貼れないからね。
こいつはリングのすぐ下にマイクロミシン目が入っていて気持ちよくピリッと破り取れるし、罫線が薄グレーの実線と破線の組み合わせでまったく意識を邪魔しない優れものだ。

【なにかを読んでいるときに並行して取るメモ】:原稿用紙B5縦書き(画像はB4) or リーガルパッドミニ

アピカ 原稿用紙 B4 タテ書 400字アピカ 原稿用紙 B4 タテ書 400字
()
アピカ

商品詳細を見る


mead Jr.リーガルパッドYW2冊パック 59600-2Pmead Jr.リーガルパッドYW2冊パック 59600-2P
()
不明

商品詳細を見る

読書中に取るメモにはあとから見直すためのインデックスとしての機能をまず求めるようになった。読書メモと抜き書きは違う。読書メモは、読みながら何かを考えることを誘発するためにまず取られるべきであり、その考えたことがあとから時系列順に確認でき、なおかつそれが読んでいた当のもののどの記述と紐付いているのかが後から追えればいい。メモそのものを完結した知見の集積としていきなり組みあげようとするのは無茶である。

この場合メモのサイズと様式が重要になってくる。読書は一気呵成に終わるとは限らない。いきおいメモも断続的に取り、見返すことになる。また、作り終えたメモはところと場所を変えて何度も参照することになる。何枚も並べてそれらを見ながらその横ではPCの画面を見つめて文章を入力することもあるだろう。取り終えた読書メモをスキャンしてEvernoteに放り込むこともあるだろう。

こういった活用のことを考えると、メモは

①作業中断時にA5の本に挟み込んだり、あとからノートに貼り込んだりしてもはみださない判型
②綴じられておらずソーターによるスキャンが容易な様式

であることが望ましい。この2点を満たしつつ調達が容易なのが、ぼくの身辺ではリーガルパッドミニとB5サイズの原稿用紙だったということである。B5サイズの原稿用紙は半分に折って使っている。

思考を整理してブラッシュアップしながら落とし込んでいくメモは大判の紙にぐちゃぐちゃ書くのがいいが、断片的な細かい発想を結びつけていくには小片を並べるのがいい。ウメサオ的こざねである。


知的生産の技術 (岩波新書)知的生産の技術 (岩波新書)
(1969/07/21)
梅棹 忠夫

商品詳細を見る


上に挙げた二種類は並べても収拾がつかなくなるような大きさではなく、その意味でもちょうどいい。

【情報を集約する先】:大学ノート

ツバメB5ノート W60SツバメB5ノート W60S
()
ツバメ

商品詳細を見る


メモの様式が先に決まって、そこにあうように消去法で選んだらここに帰ってくる以外になかった。
頑丈、どんな文房具でも裏抜けしない、入手が容易、背中にインデックスが書ける/貼れる。文句のつけようがない。

そしてもう一つ、ノートは見開きという概念を活用できる点でメモやペラ紙とはまた違う機能がある。
これは紙資料を片面印刷して逆順に並べ替えて右綴じすることで、次頁の裏面を余白として活用可能にする「かめふじ法」に接して改めて考えたことでもあるけれども、情報と余白を見開きで左右に配置するフォーマットは情報をパラフレーズする/解読する/追加の情報を付加する作業に無類の効果を発揮するように思う。

ぼくはもともと論文や本には書き込みをする派だったけれど、最近はその版面内で完結する情報を付加する書き込みだけをするようになった。文章の流れや接続詞の機能を記号で整理したり、ちょっと語釈を書き加えたり、書かれてある情報の重要性を分類しておいたりする程度の。それを超える作業は先に書いた「あとから見直すためのインデックス」としてメモに分離される。

ちなみに、手元にあつめた論文は通し番号を振ってエクセルで管理していて、読む前と読んだあとにそれぞれスキャンして「読前」「読後」でファイルを分けて補完してある。読後だけがEvernoteに放り込まれる。
文献管理上の情報と文献そのもののデータは紐付けさえきちんとしていれば同一のソフトウェア上で管理されなくても全く問題はない、むしろその方が楽だと思う。なんでも便利なソフトウェア上で一括管理・作業できるとそれがないと作業ができなくなるんじゃないかと不安になってしまう。

読書と調べ物とものを考えることはゲリラ戦なので、特定のサービスや文房具や環境に全体を拘束されてはいけない。技術と工夫で効率化できるのは最小限の作業の単位まで砕いたところまでであり、そこから先は費やした時間と積みあげた知見でしか勝負はできない。そこを技術と工夫で押し通そうとすると足下を掬われてしまう。
スポンサーサイト
プロフィール

higegeschichte

Author:higegeschichte
ワッショイデース
http://higegeschichte.tumblr.com/

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。